#6
インターネット文化のaesthetics
系共通科目(メディア文化学)講義A
月曜4限/第6回
松永伸司
2025.06.09
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SlidoのリンクはScrapboxにあります。
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前回のリアクションペーパーへの応答もScrapboxにあります。
今日の授業のポイント
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インターネットスラングの"aesthetic"の使われ方とそれが指すものを大まかに理解する。
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aestheticが美的性質の一種であることを理解する。次回に回します。 -
aestheticと「自分らしさ」の関係について考える。
今日のメニュー
1. "aesthetic"のスラング用法
2. aestheticとパーソナルスタイル
注意点
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引用符付きの「"aesthetic"」は、語そのものを指す。
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引用符なしの「aesthetic」は、その語が(特定の使われ方をしたときに)指すものを指す。
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今回のように言葉とその意味を扱う場合は、両者の区別がないと話が混乱するので、厳密に区別する。
1. "aesthetic"のスラング用法
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前提:美学という分野について
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"aesthetic"のスラング用法
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aestheticの事例
前提:美学という分野の初歩の初歩 [1/4]
美学とは?
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美学という哲学の一分野※がある。
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京大文学部には美学美術史学専修があるが、これは美学(+芸術学)と美術史学という2つの異なる研究分野のセットである。他の大学でも学科編成上で両者がセットになっていることはわりと多いが、研究分野としては別物である※。
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一般に「美学は美・芸術・感性についての哲学」だとしばしば言われる。その内実については、次回授業で少し取り上げる予定。
※認識論、倫理学、美学がそれぞれ真善美を担当するということがよく言われるが、大まかにはそうだとしても、実態はそんな単純な話ではないので注意。また、哲学の下位分野の分け方もいろいろある。形而上学、論理学、価値論あたりは大区分として確実に挙げられるだろうが、その他は「philosophy of x」という言い方で多数の分野に細分化されている。
※逆に東大のように両者が学科として分離している大学もある。個々の大学における学科編成はいろんな歴史的な事情でそうなっているだけなので、研究分野の実質的な区分とは直接には関係がない。
前提:美学という分野の初歩の初歩 [2/4]
「美学」と「美的」の英語表記
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「美学」は英語で言うと"aesthetics"になる(ちなみにフランス語だと"esthétique"、ドイツ語だと"Ästhetik"と言う)。
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美学では「美的ホニャララ」(美的判断、美的性質、美的経験、美的価値、etc.)という専門用語が頻出するが、それらはすべて英語で言えば"aesthetic hogehoge"となる。
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語源がどうたらとか、いつ誰がその言葉づかいを始めたかとか、明治に日本語に訳されるときにうんたらという話は美学の入門書に必ず書いてあるが、ここではひとまず「美学」や「美的」の英語表記が"aesthetics"や"aesthetic"であるということだけ押さえておけばOK。
前提:美学という分野の初歩の初歩 [3/4]
初歩的な注意点いくつか
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哲学の一分野としての美学は、俗に言う「男の美学」みたいな意味での「美学」ではない。この後者の意味での「美学」は、「美意識」「美的なこだわり」「美的な価値観」などと言い換えられるものだが、哲学分野としての美学は何か特定の美意識を提唱するものではない。混同しないように注意。
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専門用語の定訳として形容詞の"aesthetic"は「美的」と訳すことになっているが、「美的」は「美しい(beautiful)」とイコールではない。美(beauty)は美的概念の一例でしかないからだ(伝統的な美学の中で美が重視されてきたという歴史的な事情はあるが)。
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それゆえ、"aesthetic"を「美的」ではなく「感性的」と訳すべきだと主張する一派もいる。とはいえ、たんに訳語選択の問題でしかないので、とくに気にしなくてよい。訳語の適切さを気にするより、字面から短絡的に概念の内容を推測しないように気をつけるほうがはるかに大事である。
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前提:美学という分野の初歩の初歩 [4/4]
なぜ美学の話をしているのか
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最低限の話の前提として、美学の教科書の冒頭に書いてあるような内容を知っておいてほしいから。
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今回の授業では、"aesthetic"という語が近年(主にインターネット上で)独特のスラングとして使われているという事実を取り上げる。
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字面的には、一見すると美学が密接に関係しそうな話題だが、実際には大して関係ない(とはいえ、まったくの無関係でもないという微妙にややこしい関係にある)。
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たまたま同じ言葉が使われているというくらいのことでしかないので、そこに変なつながりを読み込まないように注意。
ここから今日の授業の本編
宣伝
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以下のスライドの内容の大半は、近刊予定の下記の論文に書いてあります。
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松永伸司「インターネット文化のaesthetics」『美術フォーラム21』51号、2025年
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今回の『美術フォーラム21』は全体的に美学特集(とくに分析美学特集)になっているので、美学を勉強したい人は他の論文も含めてぜひ読んでみてください。大学図書館か文学部図書館に入るはずです(美学美術史学の研究室にも置いてあるかもしれません)。
"aesthetic"のスラング用法 [1/4]
インターネットスラングとしての"aesthetic"
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現代(2010年代以降)の英語使用圏のインターネット上で、"aesthetic"という語が独特の意味合いをもったスラングとして使われることがよくある。
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本来この語は形容詞だが、この現代的な用法では、名詞として使われるのが一般的である。
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単数だと"an aesthetic"、複数だと"aesthetics"となる。
- 定冠詞付きで"the cottagecore aesthetic"といった使われ方もよくある。
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この言葉づかいが正確にいつから定着したのかははっきりしないが、2010年代前半にvaporwave的なアートワークの独特の質感を指すのに"aesthetic"という言い方が使われ出したあたりから広まったと思われる(用法の来歴についてはあとで述べる)。
"aesthetic"のスラング用法 [2/4]
ヴァイブとしてのaesthetic
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この意味でのaestheticは、ある特定のタイプの独特の質感、ムード、テイスト、雰囲気のことである。英語圏だと「ヴァイブ(vibe)」という言い方が好まれる。
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ようするに、「ああいう感じ」「あれ系」という言い方ができるような、独特の感じを指すときに「the ○○ aesthetic」という言い回しが使われる。
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日本でも最近、ファッションの領域を中心として「コア」という言い回しが流通しているが、「○○core」はaestheticの代表的な命名法の一種である。
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この意味でのaestheticは、美的性質のパターンとして理解できる。「美的性質」とは、大まかに言えば、感性によって把握される(と言いたくなるような)いわく言い難い性質のことである(次回に扱う予定なので、今回の授業では気にしなくてOK)。
"aesthetic"のスラング用法 [3/4]
Aesthetics Wiki
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Aesthetics Wikiというウェブサイトでは、この意味でのaestheticを大量に収集・リスト化し、それぞれのaestheticの特徴を具体例つきで説明している
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リストに挙げられているのは、現代のaestheticが大半だが、20世紀よりも前の美術様式など(たとえば「バロック」「印象派」「アールデコ」など)も含められている。日本のサブカルチャー発祥のものも少なくない。
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大多数は視覚的なaestheticだが、具体的なジャンルは、デザイン、イラスト、ファッション、インテリア、建築、写真、映画、グッズ、音楽など多岐にわたる。
"aesthetic"のスラング用法 [4/4]
aestheticの例(Aesthetics Wikiのリストから一部抜粋)
Slido確認タイム
aestheticの事例 [1/5]
vaporwaveを例にする
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vaporwaveは、2010年代初頭からインターネット上の音楽プラットフォーム(Bandcamp、SoundCloud、YouTubeなど)を舞台にして広がった、インディー音楽のいちジャンル。
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future funkをはじめ、多くの派生ジャンルを生み出した。
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音楽そのものだけでなく、それと組み合わせられる独特なアートワーク(グラフィック、映像)も"vaporwave"と呼ばれることが多い。
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西側諸国の1980~90年代前半くらい(日本で言えばバブル期)の商業主義的で軽薄なカルチャーや当時の技術的状況(現在から見ればローテク)へのノスタルジーを、アイロニカル/シニカルな態度込みで喚起させることを主な特徴とする。
aestheticの事例 [2/5]
vaporwaveを例にする(続き)
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音楽制作の手法としては、1980年代前後のソウル、R&B、エレベーターミュージックといったジャンルの「心地よく聴きやすい」音源をサンプリングし、それに遅回し(chopped and screwed)やピッチ下げやリバーブなどの効果を強くかけて、ローファイでドリーミーな音に仕上げたものが多い。
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曲調の点では、先行ジャンルであるchillwaveとの連続性がよく指摘される。ただし、曲調はともかく全体的なテイストの点ではだいぶ違う。
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アートワーク(MV、ジャケットなど)については、なぜか日本的なモチーフ(日本語文字の使用から日本のテレビCMなどの映像素材にいたるまで)が取り入れられることが多い。
aestheticの事例 [3/5]
vaporwaveのaesthetic(音楽面から)
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Macintosh Plus, "リサフランク420 / 現代のコンピュー"(2011)
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vaporwaveの古典とされるアルバム『Floral Shoppe』内の代表曲。とくにアルバムのジャケットは、vaporwaveの視覚面でのaestheticの形成に大きく影響を与えた。
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サンプリングの元ネタは、Diana Ross, "It's Your Move"。
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Saint Pepsi, "Private Caller"にElFamosoDemonが動画をつけたもの(2013)
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動画にvaporwaveらしいヴァイブがわかりやすく表れている。
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サンプリングの直接の元ネタはLustt, "Pillow Talk"だが、この曲もカバーであり、オリジナル曲はSylvia, "Pillow Talk"。
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aestheticの事例 [4/5]
音楽的な特徴以上に際立っているのは、その独特で不可解なビジュアルだ。典型的には、80~90年代の古臭く低品質なCG、同時代の商業主義的なCMやテレビ番組の映像、VHS的な映像の粗さとノイズ、グリッチ、ピンクや紫色や水色を基調とした派手な色づかい、意味不明の日本語文字、ギリシア・ローマ風の胸像や建築、ヤシの木、古いPCやビデオゲーム機やOS画面といったレトロテクノロジーなどのモチーフが雑多に組み合わせられる。Vaporwaveの事例を見たり聴いたりすればすぐに感じ取れるはずだが、全体として不真面目で「逆張り」的な雰囲気が漂うジャンルである。
aestheticの事例 [5/5]
vaporwaveのaesthetic(音楽から)
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というわけで、いま示したような質感、ムード、テイスト、雰囲気、ヴァイブが、"the vaporwave aesthetic"と呼ばれる。
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Aesthetics Wikiには、vaporwaveのほかにも何百個ものaestheticがリストアップされている。
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この意味でのaestheticは、感性によって把握される(と言いたくなるような)いわく言い難い独特の性質だという点で、美的性質の一種と言っていいだろう。
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実際、個々のaestheticの伝達・共有には、知覚的証明のやり方が使われる。
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↑この最後の点は次回授業で話す予定です。ひとまず気にしないでください。
Slido確認タイム
2. aestheticとパーソナルスタイル
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スラング用法の来歴
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「私のaesthetic」を探す人々
スラング用法の来歴 [1/4]
現代文化におけるaestheticの意義を考える
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この意味でのaestheticとその分類実践は、現代文化(とくにユースカルチャー)の中で小さくない意義を持つように思われる。とくにaestheticは、人々の個人的な美意識(パーソナルスタイル)と強力に結びついている側面がある。
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それを理解するために、スラングとしての"aesthetic"の用法とaestheticの分類実践がどのように成立し、どのように変遷したかを簡単に確認しよう。
スラング用法の来歴 [2/4]
"aesthetic"のスラング用法の起源と変遷
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松永「インターネット文化のaesthetic」から引用:
正確な起源は明らかではないものの、よくある見解によれば、おおよそ2012年ごろから特定のインターネットサブカルチャー内で広く使われるようになったのが発端のようだ。具体的には、vaporwaveと呼ばれる音楽ジャンルに属する楽曲と、それに付けられたミュージックビデオやアートワークの質感を形容する語として、あるいはそれらに対するいわく言い難い気持ちを言い表す語として、ユーザーが "aesthetic" というコメントやタグを付けるという実践がTumblrやYouTubeを中心として広まり始めたという。Vaporwaveの作品が日本的なモチーフをしばしば引用するという事情もあって、「aesthetic」のように全角文字で表記されることも多かった。
スラング用法の来歴 [3/4]
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引用続き:
この時点では、"aesthetic"はあくまでvaporwaveの「あの感じ」を指す語として使われていたものと思われる。〔中略〕Vaporwave以外の多種多様な美的性質のパターンを同定・分類し、それぞれを名詞的に"an aesthetic"と呼ぶ現行の言葉づかいは、おそらく2014年ごろまでのTumblr文化の中で発生し、徐々に広まっていったものだ。Tumblrは、ユーザーがテキストや画像・映像を簡単に投稿できるマイクロブログを提供するプラットフォームだが、個々のユーザーが自分の美的な好みでピックアップした画像を並べて、一種のムードボードとして示してみせる――そしてそれに他のユーザーが好意的に反応したりタグ付けしたりする――という実践の中で、さまざまな美的性質のパターンの分類とその背後にある美意識が、明確なかたちで自覚されていったのだと思われる。
スラング用法の来歴 [4/4]
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引用続き:
その後、この実践〔いろいろなaestheticに名前を付けて分類・共有する実践〕の主要な舞台はPinterest やTikTok といった新興のプラットフォームに移るが、いずれにせよ2018年にFairypageと名乗るTumblrのいちユーザーがAesthetics Wikiを立ち上げた時点ですでに、"aesthetic"という語で美的性質のパターン一般を指す名詞用法のインターネットスラングが確立していたと考えてよい。
「私のaesthetic」を探す人々 [1/6]
Fairypageの視点
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Aesthetics Wikiの創設者であるFairypageは、そのサイトを作った(そしてそれに嫌気がさした)経緯や、Tumblrを中心としたaestheticの共有・分類の実践を回顧的に振り返る一連の文章を、2021年に自身のブログで投稿している。
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全体的に、aestheticとその分類・共有の実践がどういう人々に支えられている/きたものなのがよくわかる文章になっていて、読み応えがある。
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ここでは、そのうちの一部のみ引用する。
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本来のブログは閉鎖されてしまったため、引用は以下のWayback Machine上のアーカイブページから。訳はChatGPT+松永による。
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I Created the Aesthetics Wiki. No, It’s Not Easy Being Really Cool – fairypage
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「私のaesthetic」を探す人々 [2/6]
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Fairypageの個人サイトからの引用:
11歳のころからの私のヒーローは、神童ブロガーにして『Rookie』誌の編集者、タヴィ・ゲヴィンソンだった。彼女の手引きで、私は初めてホール〔90年代のオルタナロックの代表的バンド〕のアルバムを聴き、『ヴァージン・スーサイズ』〔原作は小説、ソフィア・コッポラが映画化した〕 を観て読んで、ムードボードを作ることを覚え、過去のどこかの時代から自分が好きなビジュアル要素を見つけては、それにこだわりを持つようになった。私の思春期前夜は、自作の祭壇、郊外で串刺しになる妄想、そしてコートニー・ラヴ〔ホールのボーカル〕の叫び声でできていた。刺激的だった。心底楽しかった!〔中略〕Aesthetics Wikiは、ゲヴィンソンの流儀を引き継ぐ試みだった。日々目にするものを見分けて、それらを何か一貫した特別なものに変える、そんな試みだった。
「私のaesthetic」を探す人々 [3/6]
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引用続き:
だけど悲しいことに、今のAesthetics Wikiの記事の多くは、そういう方針とはまるで無縁だ。〔中略〕今のサイトは、既存のものをカテゴライズするんじゃなくて、想像の産物で溢れているし、ファッション指南所にもなっている。ユーザーたちは、自分が何を買うかで自分を定義したがっているみたいだ。大量の人が掲示板やコメント欄に集まっては、「自分のaesthetic」を見つけるために、ぜんぜん関係のない情報をいろいろ書き込んでいる。〔中略〕私は怪物を作ってしまった。誰かとまるまる同じになりたい人たちのためのデータベースを。〔中略〕他人と比べて自分をカテゴライズする手段に成り下がっている。サイトで何かのaestheticを選んで「私はこれ!」って言いたいティーンエイジャーたち、ばかげたことはやめなよ。昔の映画を見よう。本を読もう。美術史を勉強しよう。少しはオリジナリティを持とうよ。私が十代のときにはこんなことはなかったよ。
「私のaesthetic」を探す人々 [4/6]
aestheticとパーソナルスタイル
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引用からわかるように、全体として、Fairypage自身の美意識の目覚め、Aesthetics Wikiを作った動機、現状のaestheticに対する人々の態度への不満が綴られている文章である。
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Fairypageの不満はともかく、aestheticが個々人のユニークな美的な好み(およびそれを自覚すること)に密接に結びついたものとして考えられている点に注目しよう。それは美的な意味での「自分らしさ」をはっきりさせたいユーザーの指針として、あるいは、よくも悪くも自分と他人を差別化する手段として使われている。
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実際、Aesthetics Wikiには「Helping You Find Your Aesthetic」というページがあり、「あなたのaesthetic」の具体的な見つけ方についていろいろ指南してくれている。
「私のaesthetic」を探す人々 [5/6]
aestheticとパーソナルスタイル(続き)
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「これがまさに自分のaestheticだ」と思えるような、個人のアイデンティティに紐づいた理想的な美意識のことを「パーソナルスタイル」と言うが、Aesthetics Wikiのユーザーに代表されるaesthetic文化の担い手たちは、そのような意味でのパーソナルスタイルを追求していると言える。
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同時に、Fairypageが難じているように、それを追い求めすぎるがゆえに、逆に型にはまってしまったり(結果として他人と同じになる)、個々のaestheticが本来背負っているはずの歴史や文脈に無頓着になったり(結果として自身の美意識が変容したり深まったりするきっかけがなくなる)という問題も起きるかもしれない。
「私のaesthetic」を探す人々 [6/6]
まとめ
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現代のインターネット上でのaestheticをめぐる実践は、大量の美的性質のパターンをある種の集合知によって体系的に分類し、名づけ、共有するという点で、際立った特徴を持っている。
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加えて、その実践は、美的な選択の好みという点での「自分らしさ」を求める人々の動機によって支えられているという側面が少なからずある。
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その事実を踏まえて、では美的文化はどうあるべきか、あるいは自分自身がその文化的状況の中でどう処すべきかは、各自で考えてみてください。
次回授業の予告
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次回の授業では、以下の問題を扱う予定です。
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aestheticのような「あの感じ」と言いたくなるような性質を研究上で取り上げて論じるには、どのような工夫が必要か。
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そもそも美的性質とはどんな特徴を持った性質なのか。
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そのような性質に焦点をあわせる研究として、具体的にどういう方向の研究がありえるか(あるいは実際にされているか)。
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前半は美学における美的判断・美的性質をめぐる話題、後半は美術史学の様式論の話題になる予定です。
スライドおわり
系共通科目(メディア文化学)#6
By Shinji Matsunaga
系共通科目(メディア文化学)#6
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